平成２７年５月９日（土）の正午から約１時間，下通アーケード（パルコ前から旧ダイエー前付近まで）において，消費者被害防止の街頭キャンペーンが開催されました。約３０名（当法人からも，多くの会員が参加しました。）が参加し，通行される皆さんに消費者被害の注意喚起をしながら，チラシ等を配布しました。

今回の街頭キャンペーンは，弁護士会，司法書士会，消費者協会，生協等の所属団体ごとに，目標とする配布枚数を準備し，くまモンの絵の付いたクリアファイルにチラシ等の資料を入れる等，受け取ってもらいやすくする工夫を凝らしていました。開始時にいくつもあった資料の山は，あっという間に消えていきました。最終的にはチラシ約１２００部を配布することができました。

キャンペーンの後半の３０分間は，くまモンが現れ，これにより多くの人が足を止めて資料を受け取ったり，くまモンと記念撮影をしたりしていました。くまモンの集客力により多くの方に資料を渡すことができたのはもちろんですが，ある程度の時間足を止めていただけるため，通行人と参加者との間に会話が生まれ，「何のキャンペーンなのか」等キャンペーンの趣旨を伝えする機会が得られました。

消費者被害の防止には，地道に注意喚起をし，被害の実態を少しずつでも伝え続けていくことが重要だと思います。数を配って満足するだけではなく，わずかでも資料に目を通す時間を増やし，より内容について理解してもらったり興味を持ってもらったりするため，小さな工夫の積み重ねが大事であると感じました。